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パティシエ

洋菓子を作る人をフランス風にパティシエと呼びます。洋菓子には大きく分けて、小麦粉を使った練り粉菓子、ボンボンなどの砂糖菓子、アイスクリームなどの氷菓があり、さらに練り粉菓子は保存性によって生菓子、半生菓子、焼菓子に分けられます。生菓子にはババロアやムースなどを使ったケーキなど、半生菓子にはフルーツケーキやマドレーヌなど、焼菓子にはビスケットなどがあります。ゼリー、チョコレート、シャーベットなども洋菓子に含まれ、それらを作るのもパティシエの仕事です。
■洋菓子店から工場まで働き場所もいろいろ パティシエの主な仕事場には、パティスリー(洋菓子店)やホテル、レストランなどのお店と製菓工場とがあります。パティスリーには従業員数人程度の家庭的なお店が多く、パティシエがセンスとアイデアを発揮して、オリジナルの創作洋菓子を提供しています。そのためパティシエの中には、小さくても自分のお店を持つのが夢という人が多くいます。またホテルやレストランでデザートを担当するのもパティシエの仕事。ヨーロッパなど海外のお店で修行をし、腕を磨いて製菓コンクールなどに参加する人も。一方、製菓工場などで働く場合は、すべてが手作りではありませんが仕上げはやはり職人の手仕事です。機械化が進んでも技術や創造性、センスが求められることは変わりません。