犬訓練士

犬訓練士犬を訓練し持っている能力を引き出す仕事。

性質や嗅覚などを利用して犬を訓練し、持っている能力を引き出す仕事です。
訓練は、本格的にしつけや教育をするために訓練所で最低6ヵ月ほど預かる場合と、簡単なしつけを教えるために家庭へ出張する場合とがあります。「前へ!」「跳べ!」などと声をかけて犬に対し聴覚的に覚えさせる声符と、手を動かすなど訓練士が行動を起こして犬に視覚的に覚えさせる視符を使って、服従を主とした基本訓練が中心。
ペットの場合は、この基礎訓練までで終了するのが一般的です。応用訓練は、犬の使用目的に沿って、より厳しい訓練をします。警察犬ならば、訓練士が防御衣を着たり障害を使用したりして、襲撃などの訓練をします。盲導犬ならば、生後12ヵ月から服従訓練をはじめ、その後盲導犬特有の応用訓練に入ります。最近は災害救助犬の訓練も増えてきました。
また、犬訓練士は、個人で訓練所を経営しているか、訓練所に住み込んで働くのが一般的。犬が生活の中心になります。犬とともにしっかりと健康管理をすることも重要な業務なのです。競技に参加するための訓練や、競技に参加し犬が障害物を越えるように声をかける八ンドラーも犬訓練士の一員です。

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