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航空整備士

高度に精密化された、飛行機の機体を構成する部品は何万にもおよび、その精度を保ち、性能が正しく機能するように保守点検するのが航空整備士の大きな役目です。 工具による手作業もあれば、防塵装置のある清浄室でのコンピュータ装置の整備まで多岐にわたります。航空整備士の仕事は大きく分けて2つあります。到着して次のフライトまでスポット(駐機場)で待機している航空機や八ンガー(格納庫)で航空機を整備するライン整備と、装備工場・原動機工場などで部品やエンジンなどのパーツを専門に整備する工場整備です。いずれの整備士においても、多くの人命を預かる飛行機を安全に運行させるために、徹密かつ幾重ものチェックを行いながら作業を進めます。 毎日の点検や保守の経験から、航空機製造メーカーに改良・改善を提案することも仕事の一つです。航空機は刻々とハイテク化し、新型の航空機も頻繁に登場しています。航空整備士に求められる技能や知識も日進月歩に変わりますので、これらをいかに吸収してゆけるかが、仕事を続ける大きなポイントになるでしょう。